売上アップのマーケティングに必要なパッケージデザインの5つの要素まとめ

商品を広く認知してもらい、多くの消費者に手にとってもらうためには、マーケティングが不可欠です。パッケージデザインは、商品の売上アップをねらうマーケティングで重要な役割を果たしています。

パッケージデザインの5つの要素

今回は、マーケティングに必要なパッケージデザインの5つの要素について解説します。5つの要素を考えながらパッケージをデザインし、商品が売れていく仕組みをつくっていきましょう。

商品価値を表現する

パッケージデザインは商品価値の一部。使い勝手の向上や、中身の保存・保護といった機能的な面においても商品価値を実現しています。

食品ならば「おいしそう」、洗剤ならば「よく汚れが落ちそう」という印象を消費者に与えることで、情緒的価値を作り出すこともデザインでは可能です。

例えば上のシチューパッケージの画像では、「濃い」「特濃」という文字があるだけで消費者に大きなインパクトを与えます。また、調理例が載っているのもイメージがしやすく、「とろっと濃いシチューが食べられそう」と、実際に買って食べたくなる気持ちにさせてくれます。

多くの商品が並び、日々入れ替わる店舗の棚。自社の商品を手に取ってもらうためには、顧客にその商品の良さを短時間で伝えることが必要です。

店頭でみられる一瞬のうちに、商品のベネフィット（価値）を伝え、手に取ってもらう。これがパッケージデザインの役割の一つです。また、商品が伝えたいイメージを形やビジュアルで情緒的に表現することもパッケージデザインの大切な役割だといえるでしょう。

上のヨーグルトの画像でいえば、「食物繊維や善玉菌によって腸内環境を整える」という、健康面でのベネフィットを前面に表現しています。「善玉菌」というよりも「食物繊維」を推していることも、他のヨーグルトとの差別化を意識していると分析できます。

現代のマーケティング活動は、広告・PR・WEB・SNSなど様々な媒体を複合的に用いて行うことが主流。パッケージデザインは全ての媒体で目につくため、一貫した情報を伝えることが必要です。

パッケージデザインは多くの場合、広告に先駆けて、コミュニケーションプランの最初につくられます。そこでは最初に、全体を通じて届けるべき一貫したメッセージを設計した上で、デザインを進めていくことが求められます。

つまり、「商品の価値」や「訴求したい情報」をパッケージデザインに盛り込めば、他の媒体においてもブレずに宣伝し続けていけるということです。

パッケージ（商品）を購入してから廃棄するまで、使う人にどのような思い出や経験をプレゼントできるかを考えましょう。商品そのものではなく、商品を手に取ってから捨てるまでを通じて得られる価値を経験価値といいます。

パッケージは買ってから使用時、廃棄時まで、さまざまな価値ある経験を作り出すことが可能です。

パッケージデザインは、顧客の記憶に残る大切なブランド資産。色、ロゴ、キャラクター、写真、形など、パッケージデザインを形成する様々な要素を記号化し、顧客のイメージの中にブランド資産を形成します。

この記事では、マーケティング活動に欠かせないパッケージデザインの5つの要素について解説しました。ポイントをまとめると以下の通り。

パッケージデザインの5つの要素

これからパッケージを作る予定の方はまず、商品の「強み・価値」「伝えたいこと」を紙に書き出してみては。

魅力的なパッケージデザインで、売上アップや認知拡大を広めていきましょう。

私たち第一包装資材は、これまでさまざまなパッケージデザインを提案してまいりました。

下の画像はその一例です。

第一包装資材の制作実績についてはこちらをご覧ください。

納得いただけるまで試行錯誤を繰り返し、オリジナリティ溢れるデザインを作成。実際に、お客様の売上アップに貢献してまいりました。

ぜひ私たちに「マーケティング成功」のお手伝いをさせてください。

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