企業のマーケティング活動によるコミュニケーションでは、消費者との接点において一貫したメッセージを送り続けることがとても重要です。
しかし実際は、部署や地域間の隔たりによって、それぞれ違ったメッセージが使用されていることが多いのではないでしょうか。
これに対し、統合型マーケティングコミュニケーションとは、一貫したメッセージやイメージに基づくコミュニケーション活動をしていこうという考え方です。
商品から発せられるメッセージが一貫していると、どの媒体から見ても同じ情報が手に入るので、消費者は安心し、納得できます。
そこで今回は、パッケージデザインをつくる際のポイントを解説します。コミュニケーションの開発につながるパッケージデザインのポイントについて学ぶことで、さまざまな媒体からの集客が見込めるようになりますよ。
パッケージデザインの制作時に必要なこと
マーケティング計画を進めていくにあたり、パッケージデザインの企画・制作は広告やSNSでの計画に比べて、早い段階で着手されます。
そのため、それぞれの媒体でのコミュニケーションプランはパッケージデザインの影響を大きく受けます。
「このパッケージデザインでは、コミュニケーションプランをつくりにくい」
こんな状況に陥らないために、パッケージデザインを制作するときには、全体のコミュニケーションの軸となる要素を設定しましょう。
パッケージデザイン制作時に設定すべき要素
- 顧客に何を伝えていくのか、伝えたいのか
- どういったイメージを伝えるのか
異なる媒体で宣伝してもブレない「核」の部分をしっかり定めておくのがポイントです。そこさえブレなければ、その媒体ならではの強みを活かした自由度の高いPR戦略を立てることもできます。
パッケージデザイン制作の前にすべきこと
近年はデジタルマーケティングの台頭により、従来のマス広告から細かなターゲティングコミュニケーション戦略が重要になっています。
この流れの中で中心に据えるべきなのは、テレビCMに登場する芸能人ではなく、商品の「価値」です。
パッケージデザインから始まるコミュニケーションプラン全体を統合していくことで、メッセージを効率的にターゲットに届けるコミュニケーションが期待されます。
パッケージデザインの制作に着手する前に、明確なブランドメッセージ、ブランドパーソナリティーを設定しましょう。職業やライフスタイルを想像しながら、「どんな人に手に取ってもらいたいのか」を細かく設定していくのです。「万人受けするデザイン」を目指すのはあまりおすすめしません。そういったデザインは、たいてい中途半端なものになってしまい、訴求力を失ってしまうからです。
やはり、パッケージ制作では、ターゲットとの接点で一貫したメッセージを伝えていくことが大切です。伝えたいメッセージやパーソナリティが定まったら、次にメディアの選定や広告目標などのコミュニケーションプランを決定していきます。
まとめ
この記事では、一貫したコミュニケーションを実現するためのパッケージデザインのポイントを解説しました。まとめると以下の通り。
コミュニケーションプランを意識したパッケージデザインのポイント
- 顧客に何を伝えたいのか明確にする
- どんなイメージを伝えたいのか明確にする
- パッケージデザイン制作の前にコミュニケーションプランを決定する
色々と伝えたいことやメッセージはあると思います。しかしそれらを詰め込んでも、消費者は「一瞬」で読み取ることはできません。
まずは「これだ!」というひとつのメッセージを決定してみることから始めてみましょう。
私たち第一包装資材は、これまでさまざまなパッケージデザインを提案してまいりました。
下の画像はその一例です。
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