購買行動というのは、期待による初期購入と満足による継続購入に分けて考えることができます。
良さそうと思って買った商品がうまく期待に応えられた場合、継続的な購入に繋がります。しかし、初回の購入の際には、消費者は商品の良さを推測して購入する以外にありません。
では、商品を初めて手に取ってもらうためには、どんなパッケージデザインにすれば良いでしょうか?そこで今回は、パッケージデザインに盛り込むべき3つのポイントについて解説します。
パッケージデザインは「一瞬」で「正確」に「価値」を伝えなければならない
消費者の初回購入を促すためには、「一瞬で正確に商品の価値を伝える」ことが重要です。ポイントは、伝えたい情報を的確に絞り込むこと。ここでは、「価値」「正確」「一瞬」という3つの要素に分け、それぞれ解説します。
商品の「価値」を伝える
意外と盲点なのが「価値の伝え方」という部分。実は商品のスペックや特徴を語っても、多くの消費者はそれを自分の幸せに翻訳できません。よりわかりやすく、納得できるように情報を砕いて表現することを心がけましょう。あくまでも消費者目線をわすれずに。
たとえば、ただ単純に「安い」ことをアピールしても消費者には響きませんが、「安くておかずがもう一品買える!」と具体的に伝えてあげると、「たしかにそう考えるとオトクかも」と納得感が増します。何がどんな風に価値があるのかを、具体的なビジョンをもって伝えるのがポイントです。
価値を「一瞬で」伝える
消費者は数多くある商品の中から、限られた時間で良さそうなものを見つけなければなりません。パッケージを見て買うか、買わないかを判断する時間はまさに「一瞬」です。
消費者があれこれと比較するなかで、より輝いて見えるように、メッセージはわかりやすくストレートな表現が好ましいでしょう。
価値を「正確に」伝える
価値を「正確に」伝えるというのは、継続購入を促すためにもとても重要です。誇大な情報は、初期購入には結びつきやすいですが、「嘘っぱちだった」と思う人を増やしてしまい、継続購入に結びつきません。
また、企業のブランドイメージに傷をつけることも少なくありません。商品のポテンシャル、価値を超えない範囲で「正確」に伝えることを心がけましょう。
まとめ
この記事では、初回購入のきっかけづくりとして心がけたいパッケージデザインのポイントを解説しました。まとめると以下の通り。
パッケージデザインのポイント
- 商品の「価値」を伝える
- 商品の価値を「一瞬で」伝える
- 商品の価値を「正確に」伝える
伝えたい思いや情報はたくさんあると思います。しかし、「一瞬で」読み取ってもらえる情報はごくわずか。
これだ、という一つのメッセージの質を高めることから始めてみましょう。
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