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兼業農家とは?副業で農業をするメリット・デメリットを解説します

兼業農家とは?副業で農業をするメリット・デメリットを解説します

兼業農家ってどんな農家?
副業で農業を始めるにはどうしたらいい?
副業で農業をするメリット・デメリットは?

この記事では、このようなお悩みを解決します。

本記事では、最近増加中の兼業農家について、メリットやデメリット、農業の始め方コツ等も含めて解説します。

コロナ禍で急増中の兼業農家とは

コロナ禍で急増中の兼業農家とは

兼業農家とはその名の通り、農業と農業以外の仕事を兼任している農家のことを指します。

また、兼業農家は「第一種兼業農家」と「第二種兼業農家」の2つに分類されます。

第一種兼業農家とは

第一種兼業農家とは、「農業所得>兼業所得」となっている農家の方を指します。農業からの収入がメインで、農業以外の副業収入を得ているとこれに当てはまります。

第二種兼業農家とは

第二種兼業農家とは、「農業所得<兼業所得」となっている農家の方を指します。普段はサラリーマンや自営業などの本業からメインの収入を得ていて、副業収入という形で農業収入を得ているとこれに当てはまります。

現在、コロナの影響により、副業として農業を行う第二種兼業農家が増えています。リモートワークで本業を行い、空いた時間で作物を育てるという新しいライフスタイルを求める人々が増えているのです。

農業に関する情報にもアクセスしやすくなり、農業を始めるハードルが以前よりも低くなっています。

これから就農したい。農業を少しずつ始めてみたい。という方にとって副業での農業はおすすめの方法です。

兼業農家のメリット

ここでは兼業農家として農業を行うときのメリットを3つご紹介します。

自給自足に近い生活ができる

副業で農業をすると、自給自足にも近い生活も実現できます。うまくいけば自分のこだわりの野菜だけで食べていくこともできますし、生活コストである食費を抑えれるようになります。

マイペースに農業を楽しめる

副業としての農業は、自然に触れながら身体を動かすことで本業の息抜きになるだけでなく、週末のみの稼働でも作物が育てられることが魅力的です。

本業からの収入が安定しているため、農業にフルコミットする必要がありません。精神的な余裕があるからこそ、新たな取り組みなどにも積極的になれるのです。

将来的にビジネスを大きくできる可能性がある

副業の農業ビジネスは、将来的にビジネスを大きくしていける可能性があります。一度売上が伸び始めると、そこで得た資金を元にさらなる投資が可能になります。投資を元に作物の質や量を高めていくことで、さらなる収入が見込めます。

副業で農業を始めて成功し、専業農家として転身されている方も多くいらっしゃいます。

新たな収入の柱を増やしたいと考える意欲のある方にとっては、農業はおすすめの副業の一つと言えるでしょう。

兼業農家の年収(手取り)
  • 23.8~60.1万円

兼業農家のデメリット

メリットがたくさんある兼業農家ですが、大変で苦労することが多いのもまた事実。

ここでは兼業農家として農業を行うときのデメリットを3つご紹介します。

初期投資が高額

副業で農業を始める際、農地や農機具などの初期投資は高くなってしまいます。トラクターやコンバイン等は1台100万円以上かかるため、副業という立ち位置において、資金の捻出が難しい部分ではあります。

思ったほど気楽に始められない。本格化は考えてない。という声が多いのはこのためでしょう。

短期的な収益が見込めない

農業は上記のように初期投資が高額なことに加え、作物が育つまで一定の時間を要することから、すぐに収益化することが難しいビジネスだと言われています。

時間・労力が必要

兼業農家の方は本業で空いた時間や休日に農作業をするので、ほぼ休みがなくなってしまいます。

作物をこまめに確認するための時間、収穫や種まきなどの農作業をするための労力などが必要なため、体力に余裕があり、本業も忙しくない方に適していると言えるでしょう。

兼業農家のなり方・始め方

兼業農家のメリット・デメリットをご紹介してきましたが、いざ始めようと思ってもどこから手をつけたら良いのかわからないですよね。

ここでは、兼業農家、主に副業として農業を始める方法をご紹介します。

副業での農業の始め方・兼業農家のなり方
  1. 農地を確保する
  2. 育てる作物を決める
  3. 作物の種子や肥料・農機具を揃えて栽培を開始する
  4. 知識が足りない場合は調べたり、研修を受けたりしてみる

農地を確保する

農作物を育てるには、田や畑などの農地が必要ですが、農地を購入するためには、農地法に基づく申請を市区町村や農業委員会へ行う必要があるため、ハードルが高いです。

そこでおすすめしたいのが、農地のレンタルサービスという方法。地方自治体や市区町村が保有する土地を貸し出す「市民農園」というサービスでは、1区画(約10〜20㎡)を年間2,000円程度から借りることができるなど、気軽に農業を始めるためのサービスが広まっています。

民間企業が提供している「シェア農園」というサービスでは、農機具、肥料、種苗、農業設備等があらかじめ準備されていることに加え、農業講習も提供しているため、リスクと手間を抑えて安心して農業を始めることができます。

正式に農地を取得し、農業を始めたいという方はこちらの記事を読んでみてください。

育てる作物を決める

農地を確保したら、次は育てる作物を決めましょう。作物を選ぶ基準は、「手間」「単価」「面積(作付面積)」の3つがあります。

副業としてしっかりとした収入を得たいのであれば単価の高い野菜を選ぶこともおすすめですが、まずは手間がかからず、作付面積も小さくて育てやすい野菜から初めてみることをおすすめします。

作物の種子や肥料・農機具を揃えて栽培を開始する

育てる作物が決まれば、その種子・種苗を入手しましょう。近所のスーパーや農協、ネットショップで探せば見つけることができます。

農機具等も必要に応じて買ったりレンタルする必要はありますが、必要以上に機能を備えたものを一式揃える必要はありません。なるべくコストは抑え、副業として継続できるようにしていきましょう。

知識が足りない場合は調べたり、研修を受けたりしてみる

営農を進めていると、様々な疑問が生じてくると思います。そんなときは、ネットや本で調べるのも良いですし、専門家に相談してみるという方法もおすすめです。

農林水産省にある全国新規就農相談センターを活用したり、市町村の役所(農水産課)に行ってみたり、実際に農家の方に聞いてみることで、より的確なアドバイスが得られるでしょう。

また、農業大学校や市町村で開催される営農・就農研修等に参加することで、農業に関するコツを学ぶことができます。

兼業農家は儲かる?成功に近づくためのコツ

兼業農家は儲かる?成功に近づくためのコツ

農業の副業で安定的に稼ぐのは難しいと言われています。なぜなら、作物の販売単価は安く、農地や農機具の維持費もかかるためです。

作物を売るとなると、専業農家の方が作る高品質の作物と勝負しなければなりませんし、台風や洪水など不測の事態が生じて費用がかかってしまうことも多々あります。

そのため、兼業農家として一定の収入を得て成功するには「正しい戦略」と「しぶとく続ける胆力」が必要です。

ここでは、兼業農家として成功するためのコツやポイントをいくつかご紹介します。

費用対効果が見込める作物を選んで育てる

兼業農家はかけられる時間と費用が限られているため、その状況の下できちんと収益を出してくれる作物を選ばなければなりません。

以下では「作付面積」や「手間」が少なく、費用対効果が十分に見込める作物をご紹介します。

費用対効果が見込める作物
  • 根菜類・・・じゃがいも・さつまいも・レンコン・サトイモ・ビーツ
  • 高単価野菜・・・ミョウガ・タラの芽・アスパラガス
  • 低作付面積の野菜・・・トマト・ミニトマト・ジャガイモ

適切な販路を見極める

何をどう育てるのかということも重要ですが、できた作物をどう販売していくかということも同じくらい重要です。理由としては、販売する経路によって同じ作物でも価格が大きく異なり、売上にも大きな影響があるためです。

大口農家であれば農協(JA)にまとめて買い取ってもらうのが一般的ですが、小口農家が同じやり方をしても、大きな収入は見込めません。

道の駅などの直売所やインターネットなど、独自の販路を見つけ、野菜をより効果的に売っていくことで収入アップが見込めます。

最適な包装パッケージを使う

最適な包装パッケージを使う

農業を始めるにあたって、たんに農作物を育てればいいというわけではありません。大切に育てた野菜を出荷し、鮮度と美味しさを保ったまま食卓へ運ぶための工夫もする必要があります。

それは「野菜を入れる袋」。一般的に、野菜や果物などを袋に詰めて販売する時に使われている袋を「防曇(ボードン)袋」と言います。

普通のポリ袋に野菜を入れると温度差で袋内が曇り、見た目が悪くなるだけでなく、水滴によって商品の鮮度を悪くしたり、腐らせる原因になります。

野菜の新鮮さを保つための専用の袋に入れて出荷することをオススメします。

具体的に、野菜のためにどんな袋を選べばいいのか、下記の記事も参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、兼業農家について、メリットやデメリット、農業の始め方やコツ等も含めて解説しました。以前と比べて簡単に始められるようになった農業ですが、依然として初期費用が高く、時間や労力がかかるため、続けていくためには農業に対する熱意が必要です。

単に副業収入を得るために農業をすると挫折しやすいので、野菜の育成そのものにやりがいを感じる方におすすめしたいです。

一度、農業体験等に参加してみて、どんな作業が必要そうか、自分が楽しいと思えるか確認してみてから就農を検討してみてはいかがでしょうか。

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