「これから脱サラして農業を始めたい」
「昔からの夢だった農業をそろそろ本格的に始めたい」
「失敗できないので、まずは栽培が簡単な作物から始めたい」
このような方は必読です。
本記事では、農業初心者の方に向けて、おすすめの育てやすい野菜をご紹介します。
この記事では、ただ野菜を紹介するのではなく、野菜を美味しいまま食卓へ運ぶための情報もお伝えしています。
あなたの作った野菜を「この野菜おいしいね!」と言ってくれるファンが増えていく未来もそう遠くはないです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
育てやすい野菜の特徴
育てやすいと言われている野菜には共通している特徴があります。しかし、農家の方の事情も千差万別。人によって「育てやすい」と感じるポイントは異なるはずです。
そのため、以下の特徴を確認しながら「どんな手間を省きたいか」「何を重要視するのか」ということを考え、ご自身の理想の栽培スタイルを叶えられる野菜を選んでみてください。
害虫・雑草に強い
害虫や雑草が野菜を侵害することは、野菜の成長を妨げたり収穫量を減らしてしまう原因になります。野菜そのものが害虫や雑草に強い場合は、農薬や除草剤を使う必要がなくなり、作業の手間やコストが削減できます。
暑さ・寒さに強い
野菜は気温変化に敏感で、過剰な暑さや寒さによって成長が阻害されたり、品質が下がってしまうことがあります。しかし、暑さや寒さに強い野菜は適切な育成環境を維持するための手間やコストが減るため、育てやすさに直結します。
地域を選ばず栽培活動できることも大きな利点のひとつです。
水をやる回数が少ない
野菜の中には、ほぼ水をやることなく勝手に成長してくれるものがあります。このような野菜は時間の確保にもつながります。
費用が少なく済む
野菜の育成には、種や苗、土壌改良剤、肥料、農薬、農機具や施設など多くの費用が必要です。これらのコストが少なく済む野菜は、初心者の農家にとって失敗のリスクを減らしてくれるはずです。
ノウハウが十分にある
野菜の育て方は種類によって異なるため、育てる前に十分なノウハウが必要です。したがって、育て方が十分に研究され、情報が豊富な野菜は初心者でも育てやすいと言えます。
一方で珍しい野菜などは育て方が十分に研究されていないため、栽培のポイントなどがわからないまま始めることとなるため、失敗してしまう確率が高くなってしまいます。
果菜類(きゅうり・ミニトマト)
キュウリやミニトマトは、初夏から秋にかけて露地栽培で作られる果菜です。
露地栽培とは、屋外の畑で作物を育てることをいいます。育てた野菜を露地野菜といいます。
どちらも家庭菜園でも取り入れることができ、初心者向けの野菜として知られています。
きゅうり
きゅうりは夏野菜の代表格ですが、時期をずらして栽培すれば初夏から秋まで収穫可能です。1株で30本〜40本の収穫が見込めます。栽培してから収穫までの期間が短いため人気の野菜です。
ミニトマト
大玉トマトは少し難易度が高いですが、ミニトマトだと栽培しやすいためおすすめです。乾燥した土地でも成長が容易で、初心者の方でも育てやすいといえるでしょう。
カラスや害虫には注意が必要ですが、しっかりと保護すれば問題ありません。ブランド化に成功すれば高単価で販売することもできます。
根菜類(じゃがいも・タマネギ)
根菜類の中でもジャガイモやタマネギは栽培しやすい作物。比較的天候の影響を受けにくく、失敗が少ないことから初心者におすすめです。
じゃがいも
ジャガイモはそれほど手をかけなくても比較的簡単に育てることができる人気の野菜です。
ジャガイモには「男爵薯(だんしゃくいも)」、「メークイン」、「キタアカリ」、「インカのめざめ」などさまざまな品種がありますが、品種による育てやすさにはそれほど差がありません。好みで育てたい品種を決めてもよいでしょう。
タマネギ
タマネギは、冬越しに育てる野菜の代表格です。晩秋に定植すれば特別な寒さ対策も必要なく、初心者でも育てやすい野菜です。
タマネギ栽培は、良い苗づくりが基本。早まきして大苗で越冬すると春にとう立ちしてしまうため、品種ごとの種まき時期を守り、適正サイズの苗を育てることがポイントです。
葉物野菜(小松菜・ほうれん草)
小松菜やほうれん草のような葉物野菜は、家庭菜園でも定番かつ全般的に栽培期間の短い野菜のため、挑戦しやすいのが特徴です。
小松菜
季節や栽培環境によっては、種まきから1カ月ほどで収穫できます。小松菜は、適応力に優れているため、初心者向けの野菜です。
育て方を工夫すれば寒さの厳しい冬の時期を除き一年を通して育てられるので、長期間収穫し収益につなげたいという方にはぴったり。
ほうれん草
ほうれん草は、冷涼な気候を好み、寒さに強い野菜です。時期によって変動がありますが、種まきから1~2カ月ほどの短期間で収穫できるので初心者にもおすすめ!
ホウレンソウの種は一度にすべてまかずに時期をずらしながらまくと、少量ずつ収穫ができて長く収穫を楽しむことも可能です。
農産物の特徴に合わせて包装材を選ぶことも大切
農業を始めるにあたって、たんに農作物を育てればいいというわけではありません。大切に育てた野菜を出荷し、鮮度と美味しさを保ったまま食卓へ運ぶための工夫もする必要があります。
それは「野菜を入れる袋」。一般的に、野菜や果物などを袋に詰めて販売する時に使われている袋を「防曇(ボードン)袋」と言います。
普通のポリ袋に野菜を入れると温度差で袋内が曇り、見た目が悪くなるだけでなく、水滴によって商品の鮮度を悪くしたり、腐らせる原因になります。
野菜の新鮮さを保つための専用の袋に入れて出荷することをオススメします。
具体的に、野菜のためにどんな袋を選べばいいのか、下記の記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は、農業初心者でも始めやすい野菜について紹介しました。
これから農業を始めようと思っている方には、必要最低限の情報をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
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