農家の方の収入の平均は個人が115万円、法人は328万円と言われています（農林水産省調べ：令和元年）。

日本人の平均年収は436万円であるため、農家の収入（農業所得）は比較的低めであることがわかります。

地方での農家の暮らしは食費や住居費が安く抑えられるといっても、土地代やガソリン代など、何かと費用がかかり、生活が圧迫されてしまいます。

そこで本記事では、農業の収入をアップさせるための方法を5つ解説します。まずは農業での収入を上げ、安定した生活を目指しましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

収入アップ方法①：農地（田・畑）を増やす

作物を育てる田んぼや畑を増やし、生産量を増やす方法です。農地の購入・賃貸には費用がかかりますが、それだけ多くの作物を育てることができるため、長期的な収益が見込めます。

一方で手入れが大変になったり、固定資産税が高くなるなどのデメリットもあるため、農地として活用できる範囲で拡大することをおすすめいたします。

農地は不動産会社や農業委員会を通じて買う方法もありますが、農家に直接相談して取引するという方法もあります。

農地の購入方法について詳しくはこちら

収入アップ方法②：農地の効率を高める

農地の効率を効率を高め、少ない時間でより多くの作物を育てる方法です。田んぼの隙間をなくして栽培したり、なるべく手間のかからない野菜を選ぶだけでも生産性が高まります。

作物の周期を意識し、なるべく畑を休めずに栽培サイクルを組めるようになるだけで、より安定して作物を出荷できるため、収入が安定するようになりますよ。

「互いに相性の良い野菜」についてはこちらの記事もおすすめ

収入アップ方法③：高単価の作物を育てる

高く売れる野菜を育てて出荷することで、収入アップを目指す方法です。ミニトマトのように単価が高い野菜や、キャベツのように労働時間が少なくて済む野菜は高い収入が見込めます。

また、「〇〇農家、△△ファーム」などのブランドを作って販売すれば、個人のお客さんも付きやすくなり、直接買ってくれるケースも増えるでしょう。

ちなみに、儲かる野菜のランキングは以下の通りとなっています。

順位	品目	農業所得・時給（円）
1位	ミニトマト	約1,800
2位	キャベツ	約1,750
3位	レタス	約1,700
4位	サトイモ	約1,520
5位	レンコン	約1,500

高単価の野菜や野菜を高く売るコツについてはこちらの記事がおすすめ

収入アップ方法④：販路を変更・拡大する

作物の流通経路である販路を変えたり、増やしたりする方法です。作物が売れる経路が増えることでより多くの販売機会が得られますし、より多くの人に買ってもらえる可能性が高まります。

直売所やレストラン、インターネットなど、野菜や果物を販売する方法は年々増えています。

JAに買い取ってもらえなかった不揃い野菜などもセットにすることで売り切ることができますし、複数販路を確保している農家の方は高い収益をあげていることがほとんどです。

収入アップ方法⑤：パッケージデザインを改善する

第一包装資材が実際に手がけたデザイン

野菜や果物の包装資材であるパッケージのデザインを改善する方法です。野菜を包み、お客さんに見られるパッケージは、野菜の品質と同じくらい重要です。

野菜をたくさん売りたいのであれば、パッケージに力を入れることをおすすめします。なぜなら、

「丁寧に梱包されているな」→「丁寧に栽培しているんだろうな」→「この人が作った野菜ならきっと美味しいかも」

と、パッケージにこだわることが栽培農家に対する好印象につながり、手に取って購入する理由になるためです。

売れやすくなるだけではなく、コストカットにもつながるパターンも多いです。今一度、野菜を包むパッケージ袋を見直してみましょう。

収入アップのためには費用のカットも重要です

農業は収入を上げるばかりではなく、費用を下げるよう心がけましょう。農業機械やビニールハウスなどの建設費用や光熱費が収入を圧迫しないように意識し、きちんと収益を確保しましょう。

まとめ

この記事では、農業の収入をアップさせるための方法を5つ解説しました。

比較的取り組みやすいものから検討してみてください。

包装資材についてはなんでもご相談ください

第一包装資材では海鮮や野菜、お菓子など、ジャンルを問わず、さまざまな包装パッケージを制作してまいりました。使う素材やパッケージのデザイン、包装の作り方など、包装資材についてはなんでも気軽にご相談ください。

第一包装資材が実際に手がけたデザイン

野菜・果物・お菓子・海産物など、それぞれの商品にはそれぞれに合ったデザインがあります。

どんなデザインが良いのかわからない。そんな方は、ぜひ一度お問い合わせください。現在お使いのパッケージの問題点の聞き取りと改善案をご提案しながら、売上アップに貢献いたします。

新規製品の場合はお客様に伝えたい製品特徴と保存方法、流通方法をお聞きし、最適なパッケージをご提案します。「現在使っているデザインをそのまま使いたい」等のご希望も多くお受けしております。

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