新規就農するには、経営者として持続可能な農業という事業を展開することを意味します。
その過程にはどんな苦労があるのか、農業で独立した人から調査したランキングがあるので第3位まで紹介します!
どのように克服したのかも説明しているので、参考にしてみてくださいね。
農業で独立した当初で苦労したことランキング
1位:農地の確保
農地確保は、「土地条件が悪い」「想定よりも面積が足りない」「一か所にまとまらなず分散している」「住居から遠い場所だった」「お金が足りない」などの理由で、なかなかにハードルが高いといわれています。
そういった中で農地を確保するには、
- 自分で探す
- 知人の伝手を頼りにする
- 地権者に直接交渉する
- 市町村の農政課や農業委員会へ問い合わせる
の方法を駆使するのがおすすめです。
ただし、いずれの場合も、「信頼されるような事業計画」が無いと、簡単には農地を紹介してもらえないので、事前にしっかりと準備しておくことが大切ですよ。
2位:事業資金の確保
事業資金の確保には、借りずに農業を始める人もいれば、返済をしながら農業を続けいている人もいます。その割合は、借りない人が半数と言われています。
一番資金がかかるのが設備投資資金(農業施設・農具の購入など)です。農業で独立するために、正しく予算計画を立てておくことも大事です。
3位:技術の習得
農業を始めるに、「技術の習得」に苦労する人もいます。
一番苦労したこととして、「基礎的な栽培・飼養技術」「会計・経理・財務」「先進的な栽培・飼養技術」が上位を占めています。
このような苦労の中でも、自力で勉強している、研修先から指導を受けている、普及指導センターの指導を受け技術向上に励んでいる方もいるようです。
ランキング引用元:「全国農業会議所」H28年度版
農作物の売上が伸びずに農業を諦めてしまうケースもある
新規就農時の苦労を克服して、いざ農業を始めてみたものの、なかなか野菜が売れない….。
次はこんな壁にぶつかることもあります。商業ベースで農業を続けていくなら、やはり利益を出してこそです。
専業として生計を立てていきたいのなら、「売れる野菜」をつくらなければなりません。
野菜がなかなか売れず困っている方の多くに共通しているのは、「売れないパッケージのデザインになっている」こと。
では、デザインのどんなところに気を付けなければならないのでしょうか。
第一包装資材では、野菜袋のパッケージデザインで数々の売上改善を実現してきました。
消費者目線にこだわったパッケージの製作に力を入れ、野菜の色に合わせてデザインし、鮮度をアピールできるパッケージを作っています。
「売れる野菜にするパッケージ」について詳細を知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
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袋やパッケージデザインを変えるだけで「売れる野菜」に!?見栄えを工夫すれば売上がアップします【第一包装資材】
まずは「週末農業」でゆっくり始めてみるのがおすすめ
農業を始め軌道にのるには、中々すぐにはいかないものです。
新規の農家のおよそ7割が生計を立てられていないとも言われています。
そこでおすすめなのは「週末農業」。
週末農業は、週末だけ農作業を行い、小規模ながら育てた作物を実際に販売・出荷することのできるお手軽な“トライアル農業”です。
会社勤めを辞めて専業農家になろうか迷っている方にはちょうどいい体験になりますので、ぜひ挑戦してみてください。
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【サラリーマン必見】これから農業を始めるなら「週末農業」で慣れていくのがおすすめ!
まとめ
今回は、農業を始める方に向けて、先輩の声をデータに一番苦労したこと、そして解決方法についても紹介しまいした。
さらには、農業を始めてからも苦労することとして、売れる野菜にするにはパッケージ選びも大切であることも説明。
まだまだ始めるには不安が残る方には「週末農業」もおすすめしています。
事前にしっかりと計画、行動しておくことで初めて農業も叶えられますので、ぜひ参考にしてみてください。