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お菓子のパッケージデザイン7選!人気のデザインを集めてみました

お菓子のパッケージデザイン7選!人気のデザインを集めてみました

今回は、お菓子の中で人気のパッケージデザインを7つご紹介します。

どんな狙いがあってこのデザインになったのか、パッケージのリニューアルはどのように進められたのかなど、見ていて「なるほど」と思えるコンテンツです。

ぜひ最後まで見て、参考にしてみてくださいね。

①コアラのマーチ

①コアラのマーチ
引用:ロッテ

1984年のコアラブームとともに誕生し、長年愛され続けてきた「コアラのマーチ」。味はもちろん美味しいですが、パッケージも印象的です。

特に六角形の箱とコアラのキャラクターが特徴的で、他のお菓子とは一味違う個性を感じます。実はこの六角形のパッケージは、オーストラリアに自生するユーカリの木をイメージしているそう。

緑色でユーカリの葉や自然を再現するなど、オーストラリアのコンセプトに忠実な逸品。多くの人の記憶にしっかりと残り続けるパッケージデザインです。

②じゃがりこ

②じゃがりこ
引用:カルビー

女子高生をターゲットに誕生し、今では全国的なロングセラーとして人気を博する「じゃがりこ」のパッケージは、かばんに入れて持ち歩きやすいという理由で箱型のものから始まりました。

お客様の声を聞いて商品改良を重ねる中、スティックの長さを変えたことをきっかけにパッケージもカップ型に改良。カップ型のパッケージには箱型の包装にはないメリットが数多くありました。

ひとつは袋を開けて食べるまでの手軽さです。中の袋を無くしたことで、1回で簡単に開けて食べることができるようになりました。

また、車のカップホルダーにも入るようになり、当時のF1ブームも追い風となって、ドライブしながらでも食べられるスナック菓子として地位を確立していきました。

③キャラメルコーン

③キャラメルコーン
引用:東ハト

甘いスナックを日本に広め、新たなお菓子ジャンルを切り開いた「キャラメルコーン」は、一目見て覚えやすいパッケージが特徴的で、50年以上愛され続けています。

一番初めのパッケージは当時の流行に従い、透明の窓から中のスナックが見えるようになっていました。のちに独自のキャラクターが付いたお菓子が流行ると、とうもろこしのキャラクターが載せられるようになりました。

2003年にはパッケージそのものをキャラクター化し、一気に認知度が向上。シンプルで一度見たら忘れられないデザインが出来上がりました。

その後はこのパッケージをベースに細かいデザインのリニューアルを重ね、現在に至ります。時代の流行を取り入れつつも独自のスタイルを確立した事例です。

④ハッピーターン

④ハッピーターン
引用:亀田製菓

甘くてしょっぱいパウダーが人気の「ハッピーターン」。洋風のおせんべいという斬新なコンセプトと、キャッチーで覚えやすいキャラクター(ターン王子)が注目を集めています。

外包装パッケージの良さはもちろん、ハッピーターンの個包装が特徴的です。ひねって開けられるこの包装は、クッキーの個包装から着想を得たもので、キャンディー包装とも呼ばれます。

この個包装のおかげで、落ちやすかった粉も落ちづらくなり、手を汚さずに食べることができるようになりました。

このような機能面でのメリットと病みつきなる味付けが相まって、全国的に愛されるようになったんですね。

⑤ボンタンアメ

⑤ボンタンアメ
引用:セイカ食品株式会社

大正時代から続くロングセラー商品「ボンタンアメ」は、当時から変わらない普遍的なパッケージデザインで、お客さんの記憶に強く残り続けています。

これまでの歴史の中で、パッケージデザインのリニューアルを行ったのはわずか3回のみ。

目まぐるしく変わるデザインの流行に逆らい、あえて同じデザインを貫くことで独自の地位を勝ち取りました。

グッドデザイン・ロングライフ賞を受賞した経歴もあるなど、そのデザインはプロの視点からも高く評価されています。

ある研究によれば、ボンタンアメは背景色(紺)の色面積とボンタンの色(黄)の色面積にある一定の面積比率が存在していることがわかりました。

色全体の面積を10としたとき、背景色の紺色の面積は0.4、ボンタンの黄色の面積は0.3となりました。つまり、背景色が全体の4割、ボンタンの果実が3割、その他が3割を占めていることになります。

これは色使いの黄金比率とも言われており、この比率を保ちながらデザインを伝承してきたことが、「ボンタンアメ」のブランドを確立させることにつながったのだと思います。

⑥ふわもちかちグミ

⑥ふわもちかちグミ
引用:カンロ

カンロからでている「ふわもちかちグミ」は、「まる・さんかく・しかく」から成るグミの形状をそのまま表現したパッケージがなんともユニーク。大量の情報が行き交うコンビニのグミコーナーでも一際に目立っていました。

実はこのグミ、形状からパッケージデザインまで、世界的デザイナー・佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoとのコラボレーションによって誕生したそう。

お菓子には珍しいグラフィカルなデザインで、「これはなんだろう」と興味を持ってもらえるようなパッケージになりそうです。

⑦チロルチョコ

⑦チロルチョコ
引用:チロルチョコ株式会社(松尾青果株式会社)


スーパーやコンビニで必ずと言っていいほど見かける「チロルチョコ」。高級チョコレートを子どもたちに10円で売るという創業者の想いのもと、チロルブランドが誕生しました。

チョコを包むパッケージは正面が大きいため、デザインが見えやすく、よく目立つ設計になっています。ターゲットの小さい子どもでも、一目で「チロルチョコだ!」と認識することができますよね。

オリジナルのデザインを作成するサービスやコンテストなども多く実施されるなど、パッケージはチロルチョコの中でも大きな役割を担っていると言えます。

まとめ

この記事では、お菓子の中でも人気のパッケージデザインを7つご紹介しました。長く愛され続ける商品には、パッケージにおいても多くの工夫が施されていることがわかりました。

デザインやキャラクターはもちろん、形状や使い方、素材など、工夫できる点は本当にたくさんあります。この記事で紹介した事例を参考にしながら、いろんなアイデアを発想してみてくださいね。

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