競合商品と比較して目立つかどうかは、とても大切なポイント。多くの新商品が並ぶ中で消費者の目にとまることがなければ、購入しようか迷う「検討リスト」に入ることができません。
目立つためには、デザインの面で他と異なる要素が必要です。色を変えたり、配置を大きく変えたりするなど、色々な方法があります。
そこで今回は、パッケージデザインを目立たせるときのポイントや注意点を解説します。
魅力的な商品をより多くの人に伝えるためのヒントになるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
相対的に目立つパッケージとは
目立つために大切なのは、相対的に目立つということです。これは、カラフルに派手にしていれば良いということではありません。
例えば赤や黄、青色ばかりが使われている商品が並ぶ棚で目立つために、あえて白や灰色を使ってみるなど、どの棚のどういった商品の中に置かれるかによって目立ち方は変わります。
しかしここで考慮しなければならないのが、「カテゴリーらしさの維持」です。チョコレート菓子ならチョコレート菓子っぽく、ポテトチップスならポテトチップスらしいデザインでなければ、購入の対象として受け入れられなくなってしまうのです。
目立たせるときの注意点
パッケージデザインを目立たせるときに注意するべき点について解説します。
パッケージデザインを目立たせるときの注意点
- 「目立つ」ことと「らしい」ことを両立させる
- 目立つことは衛生要因である
「目立つ」ことと「らしい」ことを両立させる
目立つということは「らしくない」ということでもあります。チョコ菓子らしくないデザインは、チョコ菓子の棚で目立つでしょう。
つまり、「目立つ」ことと「らしい」ことは、対立してしまいます。その2つの項目を同時に達成することは難しいことで、デザイナーも頭を悩ませる課題となっています。
目立つことは衛生要因である
衛生要因とは、一定のスコアを達成した後は、その数値を上げてもそれほど効果が現れないことを指します。目立つことは衛生要因であり、一定以上目立つことができれば、それ以上はあまり意味がなく、むしろ「らしさ」から離れていってしまうのです。
パッケージデザインは目立てば目立つほど売れるというものでもありません。一定の「目立ち」を確保できたら、次は他の修正ポイントに集中するようにしましょう。
まとめ
この記事では、パッケージデザインを目立たせるときのポイントや注意点について解説しました。
- まずは相対的に目立つパッケージデザインを目指す
- 「目立つ」ことと「らしい」ことを両立させる
- 一定の目立ちが確保できたら、他の修正ポイントに集中する
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