商品パッケージをデザインする際に、誰にどう依頼したらいいのかわからない。意思疎通が難しく、思い描くイメージが伝わらない。
このような疑問や問題は、デザイナーと共同でデザインを制作するときにおこりがち。依頼先の選び方や依頼の仕方、情報の伝え方が悪いために、デザインが全然進まずに失敗に終わってしまった、ということもしばしば。
そこでこの記事では、商品パッケージのデザインを依頼するときのポイントについて解説します。
デザインの依頼において気をつけるべきポイントを押さえることで、コミュニケーションの失敗を減らし、魅力的なパッケージデザインを完成させられるはず。
ぜひ参考に読んでみてくださいね。
誰に頼めばいいのか
デザインを依頼するとき、ほとんどがデザイナーに依頼すると思います。そのときに気をつけたいのが「どんなデザイナー」に依頼するのかということ。
デザイナーにもそれぞれの好みや世界観があります。いくら優秀なデザイナーでもすべての表現に対応できるわけではありません。デザイン事例などを参考に、それぞれの得意不得意を見極めましょう。
強みを最大限に発揮するためにも、パッケージで表現したいコンセプトや世界観にできるだけ近いデザイナーに頼めると◎。
パッケージデザインの依頼の仕方・まとめておきたい事
パッケージのデザインをデザイナーに依頼する際に、事前にまとめておきたい事柄について解説します。
完成に近いイメージ・見本を用意する
商品パッケージを依頼する側は、完成イメージを用意しておくと効果的。依頼側とデザインする側のイメージの相違を減らすことができ、スムーズにデザインを進めることができますよ。
ぼんやりとしたデッサン等でもかまいません。ヒントがあると正解に近づけるのと同じ発想です。
商品の強み・魅力を伝える
パッケージデザインを通して商品の魅力を伝えるのであれば、デザイナーにも商品の強みや魅力を知っておいてもらうのが良いでしょう。
さらっと言って伝えるのではなく、紙などに文章としてまとめておくと良いかもしれません。担当者が伝える商品そのものの魅力がデザイナーに伝わることで、イメージ以上の素敵なパッケージデザインが生み出されることもあります。
わかりやすくて魅力的なパッケージを作るために、盛り込みたい情報の量を絞り込んでおく必要があります。追加で情報の優先順位も伝えておきましょう。
競合他社の商品情報を用意する
他社製品との差別化を図りたいと考えているならば、実際に他社の商品を用意することが望まれます。生産者ではなく、デザイナー視点での差別化ポイントを検討し、表現してくれるかもしれません。
消費者に「コンセプトが似ていて違いがよくわからない」と思われないためにも、「どこで差をつけるのか」を相談してみてください。
実際に陳列した時をイメージし、近くに並びそうなものを用意してみるといいかもしれません。
コミュニケーションで起こりがちな問題と解決策
デザイン案は完成したが、どう修正依頼したら良いのかわからない。デザイナーに変更の指示を適切に伝えられない。
これらもよくある悩みです。解決するためには、以下の切り口で策を練ってみるといいかもしれません。
デザイナーとのコミュニケーションのコツ
- 選定時:デザイナーに求めるイメージと技術を明確にする
- 発注時:共有したいイメージに関する資料をつくる、オリエントシートを作成する
- 修正時:修正作業の指示をするよりも、修正の目標を設定する
- 「何をしたいのか」ゴールを明確にし、共有する
- 一緒につくっていくというパートナー関係を築く
- 生産者側の担当者が意思をもつ
まとめ
この記事では、商品パッケージのデザインを依頼するときのポイントについて解説しました。
お気に入りのデザイナーを見つけ、上手にコミュニケーションを取りながら魅力的なパッケージデザインを完成に近づけましょう。
また、商品パッケージデザインの制作会社を探している、または探し方がわからないと言う方はこちらも合わせて読んでみてくださいね。
私たち第一包装資材は、これまでさまざまなパッケージデザインを提案してまいりました。
下の画像はその一例です。
第一包装資材の制作実績についてはこちらをご覧ください。
納得いただけるまで試行錯誤を繰り返し、オリジナリティ溢れるデザインを作成。実際に、お客様の売上アップに貢献してまいりました。
ぜひ私たちに「マーケティング成功」のお手伝いをさせてください。
まずは一度、お問い合わせください。話を聞いてみるだけでもかまいません。豊富な経験と知見を活かして、様々な視点からアドバイスをいたします。
お問い合わせはこちら