
緩衝材にどんなものがあるのか知りたい。
頭にはイメージできてるけど名前がわからない緩衝材がある。
梱包する物に適した緩衝材を見つけたい。
このような疑問やお悩みを解決するため、本記事では有名な緩衝材を全種類をご紹介します。機能や用途なども合わせて知ることで、適切な緩衝材を選べるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【10種類】緩衝材をまとめて紹介
緩衝材によって機能や用途が異なります。ここでは、代表的な緩衝材をご紹介します。
①プチプチ・エアーキャップ
おなじみの緩衝材、プチプチです。ポリエチレンフィルムに粒状の気泡を持たせたシートとなっており、別名エアーキャップ、エアパッキン、エアークッションとも呼ばれています。
低コストで衝撃吸収に優れており、汎用性が高い緩衝材です。
名称 | プチプチ・エアーキャップ・エアパッキン・エアークッション |
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機能 | 様々な形状のものを巻いて保護する。隙間を埋める。 |
②エアー緩衝材・エアーピロー
エアークッション、エアーピローとも呼ばれるビニール製の緩衝材です。
構造はプチプチと似ていますが、こちらはより隙間を埋めることに特化しています。
名称 | エアー緩衝材・エアークッション・エアーピロー |
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機能 | ダンボール箱と内容物の隙間を埋める。すでに空気が入ったタイプのものから、製造機を活用して空気を入れて使うタイプのものまである。 |
③バラ緩衝材
発泡スチロールのような見た目で、まゆのような形状をした緩衝材です。
コーンスターチという原料を使用しており、燃やしても有毒ガスが出ないというエコな特徴があります。
名称 | バラ緩衝材・アローエコクッション・エコホールド・イーパック |
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機能 | ダンボール箱と内容物の小さな隙間を埋める。複雑な形状の内容物の保護に最適。 |
④ミラーマット・ポリエチレンシート
発泡ポリエチレンをシート状に加工した緩衝材で、ビンや食器などの割れ物を保護するのに使われます。
比較的単価が高めな緩衝材ですが、その万能性から多くの場面で活用されています。
名称 | ミラーマット・ポリエチレンシート・ミナフォーム・発泡シート |
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機能 | 包んだ内容物の表面を衝撃から守る。断熱性や防水性にも優れる。 |
⑤クラフト紙・ボーガスペーパー
クラフト紙は紙製の緩衝材です。厚めの紙を使用しており、商品の包装や隙間埋めに使います。
再生紙を使ったものが多く環境にも優しいため、近年より一層の注目を集めています。
名称 | クラフト紙・ボーガスペーパー・更紙 |
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機能 | クシャっと丸めることで箱と内容物の隙間を埋めることができる。 |
⑥薄葉紙・グラシン紙
紙製の薄手な緩衝材です。
柔らかい質感が特徴で、高級感を演出する装飾としても活用されています。カラーバリエーションも豊富で、贈り物などのシーンに最適な緩衝材です。
名称 | 薄葉紙(うすようし)・ラッピングペーパー・グラシン紙 |
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機能 | 商品を包んで保護する。内容物をふんわりと自由に包むことができる。 |
⑦紙パッキン
紙を細かくカットした緩衝材です。箱の底に詰めることで内容物を保護するだけでなく、見た目を華やかに演出することができます。
ハンドメイド用品やクッキーなどのお菓子に使われることが多く、用途としてはネット通販での発送やギフトラッピングにおすすめの緩衝材です。
名称 | 紙パッキン・ペーパークッション |
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機能 | 内容物の保護。見栄えを華やかに演出する。丸めて隙間を埋める。 |
⑧フルーツキャップ
果物やボトルなどを外部からの衝撃や振動から守るクッション性の高い緩衝材です。
ネット状なので通気性に優れているため、内側の蒸れや内容物の腐食を防ぐことができます。
名称 | ネットキャップ・保護ネット |
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機能 | 果実やビン等の衝撃や振動からの保護。通水性、通気性に優れる。 |
⑨巻きダンボール・エンボス加工紙
巻きダンボールとは、一般的なダンボールよりも厚みが薄く、ローラー状に巻かれている緩衝材です。保護したい物に巻きつけることで簡単に包むことができます。
主に、大型家電や電化製品など、ダンボール箱には収まらないような大きな物の梱包に適しています。
名称 | 巻きダンボール・片面ダンボール・エンボス加工紙 |
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機能 | 大きな内容物の梱包。内容物の形状にフィットした梱包。内容物の表面の保護。 |
⑩ストレッチフィルム
ストレッチフィルムとは、ポリエチレンを使用した樹脂フィルムの緩衝材のことを指します。内容物をダンボール等に固定する際に用いられ、amazonの梱包などにもよく使われます。
包装資材を大量に使用する必要がないため、環境面にも優れているとして近年注目を集めています。
名称 | ストレッチフィルム・梱包用ラップ |
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機能 | 内容物とダンボール等の固定。積んだ商品や段ボールの荷崩れ防止。 |
まとめ
この記事では、緩衝材の種類を10種類ご紹介しました。それぞれの緩衝材の特徴・機能を確認し、用途に合わせたものを選びましょう。
使う量やコスト、リサイクルなどの観点から、選んでみることをおすすめします。
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