インターネットの普及にともなって流行りつつある、農家のネット販売。
自分で価格を決定できたり、お客さんと近い距離でやりとりできるとして、若手農家を中心に注目を集めています。
野菜のネット販売を始めたいんだけど、サイトは自分でつくるの?楽天や食べチョクに出品するのがいいの?
このようなお悩みをうけ、本記事では、野菜をネットで販売するときのおすすめの方法や始め方をご紹介。
自分にあった方法で、おいしい野菜がたくさん売れるような仕組みをつくっていきましょう。
野菜のネット販売の方法
農家が野菜をネット販売するときの方法は主に、自社ECサイト、楽天などのモール型ネットショップ、オンライン型直売所、メルカリなどのフリマアプリの4通りの方法があります。
自社ECサイト | モール型ネットショップ | オンライン型直売所 | フリマアプリ | |
メリット |
|
|
|
|
デメリット |
|
|
|
|
サイト・アプリの例 |
|
| ||
向いている農家 | ファンが多く、集客力のある農家 | 商品をたくさん抱えている農家 | 無農薬、有機栽培など、質の高い野菜を育てている農家 | 商品をたくさん抱えていて、細々な作業が面倒に感じている農家 |
こちらの記事も合わせてお読みください。
自分にあったネット販売の方法を探す
たくさん売って売上アップを狙うなら
作物をたくさん売って売上アップを狙うなら、ユーザー数が圧倒的に多いAmazonや楽天などの「モール型ECサイト」への出品がおすすめです。
ファンやSNSのフォロワーがいなくても商品をみてもらえることが多く、お客さんの目に商品が魅力的に映れば買ってもらえる可能性が高いです。
また、「産直型プラットフォーム」も集客力が高く、ファンができやすいという特徴もあります。
費用を抑えるなら
サイトの作成や管理、出品や販売にはそれぞれの手数料がかかります。
その手数料をなるべく抑えて負担を減らしたいという方は、BASEやSTORESなどの自社作成サービスを活用してみることをおすすめいたします。
また、集客力や信頼性とのバランスも考えて食べチョク(産直型プラットフォーム)を選ばれる農家の方も大変多いです。
価格比較の例
自社作成(BASEの例) | 楽天 | 食べチョク | メルカリ | |
初期費用 | 無料 | 60,000円 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 基本無料 | 19,500円 ~100,000円 | 基本無料 | 無料 |
販売手数料等 | 商品価格6.6%+40円 | 月間売上高の2.0%~7.0% | 商品価格の19.7% | 商品価格の10% |
費用感 | 安い | 高い | 普通 | 安い |
こちらの記事もあわせてお読みください。
おすすめの始め方一覧
野菜のネット販売のおすすめの始め方をいくつかピックアップしてみました。
- もっとも簡単に始められる「フリマアプリ」
- 0円で始められる「ネットショップ作成」
- 集客力・ブランド力が高い「産直型プラットフォーム」
①もっとも簡単に始められる「フリマアプリ」
初期費用、月額費用が0円で始めることのできるメルカリやラクマのフリマアプリはいかがでしょうか。産直型プラットフォームでの出店に必要な審査も求められません。
ただ、クール便や冷蔵便がないため、常温でも鮮度が落ちづらい野菜(じゃがいも、玉ねぎなど)に限定されます。
②0円で始められる「ネットショップ作成」
自社でサイトを作成する場合、BASEやSTORESのようなサービスを活用してみるのがおすすめです。どちらも基本無料でネットショップを作成することができ、運用も楽に行うことができます。
ただ、SNSでの呼びかけやURL記載など、サイトまでたどり着くような集客が別で必要になります。
③集客力・ブランド力が高い「産直型プラットフォーム」
食べチョクやポケットマルシェなど、農家とお客さんを直接つなぐ「産直型プラットフォーム」を活用してみるのもおすすめです。味がよく、鮮度が高い農産物で注目を集めており、ブランド力も申し分ありません。
近年ユーザーが急増しており、集客力が高まっていることも魅力の一つです。
魅力的なパッケージデザインで集客力を高めましょう
この記事では、野菜をネットで販売するときのおすすめの方法や始め方を解説しました。
費用・集客力・使いやすさなどを考えた上で、自分にあった方法を見つけてみてくださいね。
ネット販売のどの方法にも共通しているのが、お客さんと直接やりとりを行えること。積極的にコミュニケーションを取って、たくさんの人に気に入ってもらえるように工夫していきましょう。
また、たくさんのショップが並ぶインターネットでは、自社の商品が目立つような工夫が必要です。つまり、パッケージデザインにも工夫を凝らさなければならないのです。
「売れない野菜」と「売れる野菜」には、パッケージデザインの面でも大きな差があります。第一包装資材株式会社は、「売れない野菜」を「売れる野菜」に変えるために、これまで数多くのお客様にパッケージデザインをご提案してまいりました。
実際に手がけたデザイン①
実際に手がけたデザイン②
「市販のポリ袋に野菜を入れて販売している」「どんなパッケージデザインにするべきか迷っている」という方は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。
親身にお話を伺い、最適なアドバイスをいたします。
第一包装資材の製作実績をみる お問い合わせフォーム 電話でのお問い合わせはこちら