商品の顔となり、売上にも直接影響するパッケージデザイン。とても重要な部分で失敗できないので、プロに任せたいという方が多いと思います。
しかし、デザインを依頼する際の価格は数万円〜500万円ととても幅があるのが実際のところ。デザイン会社かフリーランス(個人)に依頼するのかによっても料金は変わってきます。
そこでこの記事では、パッケージのデザイン料の決め方や平均費用について解説します。
適正な料金で質の高いデザインをつくるためにも、ぜひ読んでみてくださいね。
フリーランスのデザイナーに依頼する場合
フリーランスのデザイナーに依頼する場合、費用は約48万円となります(デザインを3案作成した場合)。もちろん素材やサイズ、都内、郊外など地域等によっても変動があります。今回は費用の内訳を「原価」から考えてみましょう。
フリーランス依頼費用の内訳
- 家賃月額(光熱費込み)・・・12万円
- PCやプリンターなどの設備費用・・・30万円
- 人件費・・・500万円
- 事務所経費等・・・160万円
- 稼働率・・・80%
1日あたりの労働コスト:(12+30+500+160)×1.2 = 4.8万円
- 打ち合わせ(企画・修正・入稿)にかかる日数・・2日
- 1案の作成にかかる日数・・・2.5日
- 素材費・交通費・・・3万円
トータルコスト:(2.5日×3案+2日)×4.8万円+3万円 = 48.6万円
日数が伸びればそれだけ費用がかさみます。効率的な打ち合わせのためにも、事前に評価基準を決めておきましょう。
デザイン会社に依頼する場合
デザイン会社に依頼する場合、費用は約72〜145万円かそれ以上となります。デザイン会社は複数のデザイナーが所属していたり、複数人のスタッフ体制が整っているため、コストは高くなります。
費用としてはフリーランスの1.5〜3倍はかかるでしょう。有名なデザイン事務所などに依頼する場合、品質維持のためにブランド料もかかってきます。
デザイン会社依頼するときの費用の内訳
- 企画費・・・約10万円
- デザイン費・・・約15万円
- 印刷・生産費用・・・約50万円〜 条件によって変動があります。
パッケージデザインの制作会社の選び方については、こちらもあわせてお読みください。
印刷会社に依頼する場合
印刷会社に依頼する場合、印刷・生産の仕事をとるためにデザイン料を請求しないケースがあります。同じように大幅に値引いたりすることがあるのも印刷会社を選ぶメリットの一つ。デザイン→印刷の連携もスムーズに行われます。
依頼先によって技術、デザイン料は大幅に変動します。
まとめ
この記事では、依頼する時のパッケージのデザイン料の決め方や平均費用について解説しました。
この記事のポイント
- フリーランスの場合は約48万円〜
- デザイン会社の場合は約72万円〜145万円かそれ以上
- 印刷会社はデザイン料金無料、大幅値引きの場合が多い
もちろん条件によって依頼費用は変動します。
まずは、検討している依頼先を良く調べましょう。商品パッケージの制作者は、完成した後も永く関わることになるビジネスパートナー。関係を築いていけそうな相手なのかをよく確かめてくださいね。
私たち第一包装資材は、これまでさまざまなパッケージデザインを提案してまいりました。
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