いちごを販売するための包装資材を探しているが、どれがいいのかわからない。そもそもどんな種類があって、どんな効果があるのか知っておきたい。
このような方は必読です。
本記事では、いちごに包装資材を使うメリットから、包装資材の選び方、おすすめの包装までをご紹介。
包装資材を作り続けて45年。プラスチックを中心とした包装パッケージのプロが、いちごの鮮度をキープし、印象をより良くするためのノウハウを解説していきます。
いちごに包装資材を使うメリット
いちごは言わずと知れた高単価の果物。衝撃に弱い上、あまり日持ちがしないデリケートな果物であるため、適切な資材で包み、適切な輸送方法でお客さんの元に届ける必要があります。
いちごに包装資材を使うメリットは以下の通りです。
いちごに包装資材を使うメリット
- 保存が効き、日持ちする
- 外傷を防げる
- 見た目が良くなる
保存が効き、日持ちする
いちごの呼吸によって結露し、傷んでしまう可能性があります。フィルムや穴あきパックを適切に使って湿度を一定に保つことで、鮮度を維持することができるようになります。
外傷を防げる
いちごは柔らかく、外傷に弱い果物です。出荷してからスーパーの棚に並ぶまでの道のりでダメになってしまうのを防ぐためにも、適切な梱包は欠かせません。
一般的にいちごの梱包は【収穫→検品→パック詰め→箱詰め】が基本となり、パックと箱で二重に梱包されるため、お互いに触れたり、ぶつかったりすることはありません。
見た目が良くなる
包装パッケージに包まれた果物は見た目が良くなります。透明なパッケージは鮮度をアピールできますし、黒底、ピンク底のパッケージだといちごの赤色を目立たせることで高級感を演出できます。
いちごのような高級志向の果物は差別化が欠かせません。ブランド、産地などに加え、パッケージデザインに工夫を凝らすことは売上にも大きく影響します。
いちごにおすすめの包装資材
いちごの包装資材にはパック・フィルム・箱の3種類があります。
いちごパック・ケース
いちごのパック・ケースは蓋分離型と蓋一体型に分類されます。
蓋分離型(透明)
定番の透明容器で、上からフィルムを施すことで梱包が完了します。容器には多種多様なサイズがあり、ご自身のいちごのサイズに合わせたチョイスが可能です。
蓋分離型(有色)
定番のタイプで黒色の容器です。いちごの赤色が際立ち、手軽に上質さを演出することができます。
蓋一体型
蓋と本体が一体となっているタイプの容器です。組み立てやすく、扱いが楽な包装資材として使っている方も多いです。
いちごフィルム
いちご用のフィルムは、蓋分離型のケースを覆うために使われます。フィルムの使用には専用の機械が必要なため、初期費用が必要になります。
いちご箱
ブランドのいちごやネット販売などで近年需要が高まっている容器です。ラッピングなどが施しやすいため、高級感が演出でき、特別なギフトにもおすすめです。
いちごの包装資材一覧表
種類 | 保存性 | コスト | 見た目 |
---|---|---|---|
いちごケース(蓋分離型)(透明) | ◯ | 低 | ◯ |
いちごケース(蓋一体型)(有色) | ◯ | 中 | ◯ |
いちごケース(蓋一体型) | ◯ | 低 | △ |
いちご箱 | ◎ | 高 | ◎ |
まとめ
この記事では、いちごに梱包資材・包装資材を使うメリットから、包装資材の選び方、おすすめの包装までを紹介しました。いちごの包装パッケージは保存性・見た目・輸送性の向上につながります。
いちごの鮮度を維持することはもちろん、それをお客さんにアピールすることも重要です。
この記事で紹介したおすすめの包装資材(ケース・パック・箱)の中から、自社のいちごに合う包装パッケージを見つけてみてくださいね。
包装資材についてはなんでもご相談ください
第一包装資材では海鮮や野菜、お菓子など、ジャンルを問わず、さまざまな包装パッケージを制作してまいりました。使う素材やパッケージのデザイン、包装の作り方など、包装資材についてはなんでも気軽にご相談ください。
また、いちご用フィルムの印刷も可能です。
第一包装資材が実際に手がけたデザイン
野菜・果物・お菓子・海産物など、それぞれの商品にはそれぞれに合ったデザインがあります。
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新規製品の場合はお客様に伝えたい製品特徴と保存方法、流通方法をお聞きし、最適なパッケージをご提案します。「現在使っているデザインをそのまま使いたい」等のご希望も多くお受けしております。
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