お客さんに新鮮な野菜を直接届けたい。もっと効率良く野菜を販売したい。野菜をたくさん売ってもっと儲けたい。
インターネットの発展にともなって、野菜のネット販売を検討される農家の方も増えてきています。
そこで本記事では、野菜をネット販売するときのメリット・デメリットについて解説します。
農家の方でインターネット販売を始めようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
野菜をEC販売するときのメリット
野菜をネット(EC)で販売するときのメリットは以下の4つ。
- 自分で価格を決定できる
- 余り物や規格外(ワケあり)の品を販売できる
- 利益率が高い
- お客さんとの距離が近い
自分で価格を決定できる
作った作物を農業協同組合(JA)に出荷している場合、生産者が希望する価格で買い取ってもらえないこともしばしば。
自分が大切に育てた野菜の価値を信じて、価格を決定できることは大変魅力的です。
余り物や規格外(ワケあり)の品を販売できる
ネット販売を活用すると、これまで売ることのできなかった不揃い野菜や余り物の野菜をお客さんに届けることができるようになります。廃棄物を減らせるだけでなく、さらに売上を伸ばしていくことも可能になります。
実際にショップサイトで「ワケあり品」のまとめ売りをよく目にするようになりました。同じ美味しさの野菜がより手頃に買えるとして、消費者からの注目も集まっています。
利益率が高い
複数の業者を仲介する一般的なルートと違い、ネット販売はECサイトしか経由していません。そのため、高い粗利率を確保することができ、売上の約80%が農家の取り分になるとも言われています。
売れるような工夫や努力はもちろん必要ですが、農家自身の裁量が大きく、頑張った分だけ売上も上がるのは、これ以上ないネット販売の魅力なのではないでしょうか。
お客さんとの距離が近い
お客さんとの距離が近いこともネット販売の大きなメリットの一つ。実際においしかったというレビューをもらえたり、直接メール等でやりとりすることも可能です。
実店舗販売よりも生産者の情報やストーリーを伝えやすいので、「この農家さんの野菜は美味しいし、安心だね」とリピーターやファンがついてくれることも期待できそうです。
野菜をEC販売するときのデメリット
野菜をネット(EC)で販売するときのデメリットは以下の4つ。
- 作業量が多い
- サイトによっては操作が難しい
- 自分で集客する必要がある
作業量が多い
ネットショップを持つということは、実店舗を持つということと同じ。サイトの運営から梱包、発送、カスタマーサポートなど、基本的には全て自分で行わなければなりません。
どの作業をどれだけ頑張るのか、始める前にしっかりと計画を立てていきましょう。
野菜をネット販売するときに必要な作業
- サイトやSNSの管理・運営
- 在庫管理
- 梱包資材の準備
- 野菜の梱包・発送
- 顧客管理
サイトによっては操作が難しい
操作が簡単で、ショップの開設から出品がしやすいサイトは比較的多い印象です。しかし、操作が難しく、扱いが難しいサイトがあるのも確か。
サイトは基本的に毎日開くものになるので、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
自分で集客する必要がある
ネットショップを作成しても、すぐに買ってくれる人が集まるとは限りません。すでにファンがいて、出品したら買ってくれるという状況でなければ、まずは認知を高めていくところからはじめなければいけません。
JAなどの卸売業者に買い取ってもらう代わりに、自分でお客さんを集め、買ってもらえるようアピールしていく必要があるのが「ネット販売」です。
まとめ
この記事では、野菜をネット販売するときのメリット・デメリットについて解説しました。
- 自分で価格を決定できる
- 余り物や規格外(ワケあり)の品を販売できる
- 利益率が高い
- お客さんとの距離が近い
- 作業量が多い
- サイトによっては操作が難しい
- 自分で集客する必要がある
たくさんのショップが並ぶインターネットでは、自社の商品が目立つような工夫が必要です。つまり、パッケージデザインにも工夫を凝らさなければならないのです。
「売れない野菜」と「売れる野菜」には、パッケージデザインの面でも大きな差があります。第一包装資材株式会社は、「売れない野菜」を「売れる野菜」に変えるために、これまで数多くのお客様にパッケージデザインをご提案してまいりました。
実際に手がけたデザイン①
実際に手がけたデザイン②
「市販のポリ袋に野菜を入れて販売している」「どんなパッケージデザインにするべきか迷っている」という方は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。
親身にお話を伺い、最適なアドバイスをいたします。
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